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ロープ / アルフレッド・ヒッチコック監督

ロープ 何を隠そう私はヒッチコック・フリークなのです。
 もちろんこれこれは持っていますし、これこれを米国アマゾンドットコムから取り寄せちゃったりもするのです。
 そういう訳ですので、映画のコーナーでは最終的にはヒッチコック全作品の感想を書くことを目標にしたいと思います。(他の映画の感想も書きますが)

 さて、本作「ロープ」はヒッチコック初のカラー作品にして実験的手法「10 minutes take」を採用したことで知られる1948年(昭和23年)の作品です。「10 minutes take」とは、当時のフィルム一巻に相当する10分間の映像をノーカットで撮影し、巻のつなぎ目を目立たなくするカメラワークなどの工夫により、全編を全くのノーカットで撮影したように見せる方法のことです。これにより物語の進行していく時間は映画のそれと全く同じになります。
 この作品の個人的な見所は、ブランドン(ジョン・ドール)とキャデル教授(ジェームズ・スチュアート)の殺人の是非に関する討論シーンです。特にジョン・ドールが「優れた者が劣った者を殺すことは肯定される」という歪んだ思想に取りつかれたブランドン役を好演しています。
 本作は、様々な実験的要素を取り入れながらもヒッチコックらしさは失われていない佳作で、当時の時代背景などに思いを馳せながらじっくりと鑑賞して欲しいと思います。(2003年10月23日エントリ)

Posted by selfishgene at 2005年10月02日 13:00 | コメント (0) | トラックバック (0) | Clip!!

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