心に染みる歌声ってのがあります。
上手いとか下手とかで括るのがアホらしくなってしまうほどの圧倒的な存在感、そして説得力。そういうものを備えた天賦の声の持ち主、それがどんとだったと思います。
ローザ・ルクセンブルグ(1983〜1987)→ボ・ガンボス(1987〜1995)→ソロ(1995〜2000)という変遷を経て、商業的な成果には恵まれなかった彼(=どんと)ですが、2000年に脳内出血で死亡した後も、彼の音楽を愛するファンが増えつづけているように、今なお遺した作品達は色褪せない魅力を放っています。
本作は、1989年に発売されたボ・ガンボスのデビューアルバムです。ニューオーリンズサウンドへの憧憬を彼らのスタイルで消化しきった本作は、強烈な演奏力もあって圧倒的な完成度に仕上がっています。生命力を宿した音楽ってのを実感したい方は必聴と言っていい一枚だと思います。
ちなみに、ボク自身のオススメは、グイグイとうねるグルーヴで躍らせる(1)助けて!フラワーマン、(5)ダイナマイトに火をつけろ、不意にこみ上げてくる郷愁で泣かせる(9)トンネル抜けてです。(2003年12月4日エントリ)
ドンとさん、お亡くなりになってしまったのですね。ショックです。私がこのバンドいいなあと思ったのは、nhkのラジオで、アマチュアバンドが演奏する番組でした。在中国的少年の音が音楽をまじめにやってきてるなにか確かさを感じました。bo gumgosになった事を知ったのはずいぶん後になってからのことだったと思いますが、声ですぐやはりそうだと分かりました。まじめなファンではなかったので、ずっと追いかけてはいなかったのですが、今でもこのサウンドは好きです。
■masami aritomi 2004年08月18日 15:48
masami aritomiさん、こんにちは。
どんとの声はとても個性的ですよね。ワタシは音楽的嗜好で言うとボーカリストフェチに分類される(苦笑)タイプで、どんとのように「美声ではないけど個性的」な声がもっとも好きなんです。
どんと亡き今、彼の遺した音楽をいつまでも聴き伝えていきたいものですね。
■selfishgene 2004年08月19日 13:18
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